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第73話 再会

last update Tanggal publikasi: 2026-06-20 17:29:44

 久しぶりに会ったキュレアは、強いオーラを放っていた。

 従者達も緊迫した雰囲気だった。

 アントリュウス達が驚いた。

 タヌキンナが、アントリュウスの顔を見て「キュレア、どうしたんですか!?変わっちゃったの?」

 キュレアが、恐い顔をしていた。

「アントリュウス!この国に何の用だ!」

「キュレア、何なのこれ?いつでも遊びに来いって言ったでしょ!」

「えっ!その声は、フローラ?」

「フローラよ、何これ?」

 従者達の緊迫した空気がやわらいだ。

「わるい、わるい、何で男の格好してんだ?それに名前もアントリュウスに変えてるならそう言えよ」

 アントリュウスは、少し怒った口調で

「まさか、こんな出迎えされると思わなかったわよ」

 フローラを知ってる兵士達が寄って来た。

「久しぶりですね、見たときフローラ様に似てるなと思ってたんですよ」

 タヌキンナは、思ってたら言えよ!と心の中で思った。

「キュレア、また戦争なの?」

「ああ!今度は、今までにない大きな戦争になる」

「大きな戦争って敵は?」

「アレスが天界の果ての、あっちこっちの国を傘下にして、デカイ連合軍にしちまって、ここを狙っている」

「また、あいつ!」

 キュレアが、アントリュウスを見て

「フローラ・・・その格好だとフローラって呼べないな!」

「アントリュウスと呼びなさい!」

「手伝ってくれるのか?」

「あたり前でしょ同盟何だから!」

 食事をしながら状況の説明を聞く事になった。

「アントリュウス、その格好なんだけど⋯元の可愛いフローラと話しをしたいな」

「その手には、のらないわよ!人間の私の国で嫌らしい目で見られまくられたわよ」

「俺は、そんな目で見ないよ」

「私の国の人達も同じ事を言ったのよ」

 キュレアが、落ち込んだように「フローラがいなくなってしまったと思うと寂しいな」

「私も、人生経験を積んだわ!今の貴方の言葉で、二手先、三手先がわかるようになったわ」

 キュレアが納得しないようなので、アントリュウスが元の姿に戻る事にした。

「わかったわよ!絶対お約束ごとだと思うけど」

 アントリュウスは、女の姿に戻った。

 男の衣服で女の姿に戻ったため、衣服の胸元がはち切れそうになり、エロさが増した。

 アントリュウスが、顔を赤くしながら

「どう!」

 周りにいた、男達は、アントリュウスの女っぽい姿を見て鼻息を荒くした。

 アントリュウスは、キュレアを睨んだ。

 キュレアは、恥ずかしそうに赤い顔をして睨んだアントリュウスの表情が、たまらなく可愛い女に見えてしまった。

 そして、キュレアの視線が、胸の谷間にいってしまった。

 キュレアも、鼻息を荒くしたが、慌てて誤魔化した。

「こんな、可愛い女になってしまうとは!」

「フローラは、死んだと思って!貴方ならいつか笑えるわ!」

 そう言って、男の姿になった。

「今の姿が死んでしまったと思うと悲しいよ」

 エロい目で見てしまったキュレアは、反省したが、アントリュウスの女の姿が頭に残ったままだった。

「いつか笑えるわよ!キュレアなら」

 と言って、また睨んだ。

 アルテミスも、キュレアを睨んだ。

 キュレアは、苦笑いをして、

「これからは、アントリュウスと呼ぶよ」と言った。

「大きな戦争になったら、大勢の神が死ぬわね!私、お父さんに相談してみる」

 キュレアが、フローラにお父さん?

「お父さんって!?」

「この天界の果てで、王なのよ!パネースっていうの!」

 キュレアが驚いた。

「パネース様!」

 アントリュウスの言葉に食事をしていた神々も手がとまり、驚きの顔をした。

 キュレアが慌てた。

「アントリュウスって、パネース様の息子なのか!?」

「娘よ!」

 アントリュウスは、怒った口調で言った。

「あんたね、いつも私を怒らせて遊んでるのね」

「違うよ!」

 キュレアに悪気はなかった。

「アレスの傘下になってる神達だって、嫌々戦争をさせられてるんでしょ」

「そりゃそうだろ!アレスに従わなければ国が滅ぼされからな、嫌々傘下になってるだろうな」

「私は、キュレアの国を守りたい、できれば傘下の神達も殺したくない、お父さんから言ってもらえば戦争しなくてすむかも」

 アントリュウスは、パネースの所へ向かった。

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